野獣先輩と同じ性別の方へ 

野獣先輩と同じ性別の特別枠の制定

戦前から本学は、学部入学者における男女間の比率の格差が大きいことが指摘されていました。このことを受け、本学は2006年12月12日に第三者委員会を設立し、男女間の格差解消のために必要な制度の制定について長らく議論してきました。しかし、ただ単に男性や女性の特別枠をつくるだけでは、ただの性差別になってしまいます。そしてその場合、入試制度が違憲となってしまうだけでなく、一般枠で入学された学生の方々にも失礼となります。そこで、現総長の田所浩十氏によって画期的な制度が提案されました。それが、「野獣先輩と同じ性別の特別枠」というものです。この特別枠では、「男女」という古い考え方にとらわれずに、新たに「野獣先輩と同じ性別」という性別を創設します。このようにすることで、男女のどちらも差別を受けることなく、男女間の比率の格差是正が達成されるのです。

本制度の利用方法

本制度では、学生の各々の性自認に基づき、自己申告制で制度の利用をするかどうかを決定していただきます。男性であっても、女性であっても関係ありません。まずは自身が「野獣先輩と同じ性別」に該当するかどうかを、ご家族と相談して決めてください。ここでいう「野獣先輩と同じ性別」というのは、書いてある通りの意味です。次に、ごみ箱システムで出願する際に出願枠を選択する画面がありますので、そこで「野獣先輩と同じ性別の特別枠」を選択してください。以上の手続きで「野獣先輩と同じ性別の特別枠」が利用できます。ぜひご活用ください。

次に、特別枠を利用したときの合否判定についてです。まず入試当日は、一般枠と同じ試験問題を受けてもらいます。そして全科目の合計点を用いて、特別枠の中で合否判定が行われます。ここで成績が上位19名だった場合は、その時点で本学に合格となり、入学資格を有することとなります。一方で、特別枠での選抜に漏れた受験生の方については、今度は一般枠の方に入れられて合否が判定され、ここで合格となれば入学資格を得ることができます。

野獣先輩とされる写真(伝承)

本制度の注意点

本制度に関して、以下の注意点があります。ご利用の前にお確かめください。

・「野獣先輩と同じ性別の特別枠」で入学された学生の方に関しては、入学後も性別は「野獣先輩と同じ性別」となります。これは、性別の一貫性の観点から定められている決まりですので、入学後に性別を変更することはできません。卒業証明書などにも、「野獣先輩と同じ性別」と記載されますので、ご了承ください。特に最近は、野獣先輩の性別が女性であるという意見が主流であることを理由に、「野獣先輩と同じ性別」も女性を指すのではないかというお問い合わせが増えております。本学の立場としては、野獣先輩が女性であったとしても、「野獣先輩と同じ性別」は野獣先輩と同じ性別を指す固有の性別であり、性別変更は原則不可であるという方針をとっています。

・本学の制度に倣って、性別による格差の是正を図るような入試制度が他の大学などでも導入されつつあります。しかし、そのうちの大半が性差別を促進させるような制度となってしまっており、とても平等とは言えないような状況となっています。この件に関しては文部科学省に何度も問い合わせている所でございますが、改善されるどころか悪化の一途をたどっているため、不平等な入試制度をとっている大学に出願しないように学生の皆様にお願いいたします。

野獣先輩と同じ性別の特別枠を使って入学した学生
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